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2005年11月13日 (日)

「皇室典範に関する有識者会議」のメンバーは本当に「有識者」なのか?

前にこのブログでも触れたが,「皇室典範に関する有識者会議」なるもので女系天皇論議がなされている。
首相官邸のWebサイトを見ると会議の情報がある。
会議のメンバーを見ると,
[座長]吉川 弘之 産業技術総合研究所理事長、元東京大学総長
[座長代理]園部 逸夫 元最高裁判所判事
岩男 壽美子 武蔵工業大学教授、慶應義塾大学名誉教授
緒方 貞子 国際協力機構理事長
奥田 碩 日本経済団体連合会会長
久保 正彰 東京大学名誉教授
佐々木 毅 前東京大学総長
笹山 晴生 東京大学名誉教授
佐藤 幸治 近畿大学法科大学院長、京都大学名誉教授
古川 貞二郎 前内閣官房副長官
となっている。

川村けんとさんレッツらさんなども審議の行方を危惧されているが,自分も非常に気にかかる。
この人たちは,果たして幾千年の天皇家の歴史に手を付ける資格を持つほどの「有識者」だろうか。
議事録を見ても,発言者は示されず,発言内容にも「~のような気がする。」などがあり,「見識を有する」人が熟慮の上に責任を持って発言しているとは到底思えない。
このような人たちが例えば「長子優先」などのルールを決めるなどというのは,傍若無人極まりないと思う。
「長子優先」など,科学的には何の正当性もない。こんなことを,手続き的には公開された正式なものによって決定してしまえば,今後,この決定に何の権威もなくなってしまう。適当に理屈を付ければ,如何様に変えてもいいことになってしまうからである。
合理的に決まるはずのないことを,無理矢理合理的に見せかけて決定しようとする最たる例ではないかと思う。

実質的に政治家に優先して意見をだせる「有識者」である。
人選にも,審議にももっと慎重には慎重を期すべきだと思うがどうだろうか。

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