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2006年4月 8日 (土)

政府の諮問機関はどれも政府の言いなりなのか?

BSE問題に関する内閣府の諮問機関である食品安全委員会プリオン専門調査会のメンバーの半数6人が辞任したとの報道があった。

「安全対策の管理側(厚生労働省、農林水産省)は、彼らが求める答えを引き出す諮問しかせず、あり方自体がおかしい」

「我々はあり得ない条件で机上の空論を重ね、政府は私たちの答えの一部を示し『科学的根拠』を発表したのです」

「政府は輸入にストップがかかると『先生方が安全と言った』と責任をなすりつけた」

などの声が辞任した元メンバーから出たそうである。

ちゃんと言うことを聞いてくれるメンバーを選ぶことに失敗したということだろうか。
それでも,背骨がついた肉が輸入されるというような,あまりにもお粗末な問題が起きなければ,このような大量辞任の事態にも至らなかったかも知れない。

都合の良いメンバーを集め,都合の良い前提条件で議論させ,都合の良い結論の部分だけを利用し,「専門家の客観的な結論」であり従うべきものとして,実は既定路線の政策を推し進め,後で問題が起きても「専門家が言ったから」と責任逃れまでしようとする政府のやり口が,「アメリカがきちんとルールを守れば」という前提条件が崩れる事態の発生で委員の責任がかなり薄くなって,委員が問題を表立って言いやすくなり,やっと露呈した形である。

皇室典範問題や公務員制度などに関していろいろな諮問機関があるが,どれも同じようなものと見るのが普通の考え方ではないかと思うのだが,どうだろうか。

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