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2006年8月 1日 (火)

埼玉のプールでの女児の死に責を負うべきは誰か?

埼玉県の市営プールで,吸水口に吸い込まれた女児が亡くなったとのことである。

この事件で,自分が最も強く疑問に思うのは,管理を委託されていた業者に適切な能力があったか否かである。

自分の知る限り,なぜか報道では管理業者の名称が出されない(読売新聞によれば「ビルメンテナンス会社」とのことである)。市も業者に責任を被せるような発言をしない。何らかの癒着があるなど,市としては突っつかれたくないのかとも考えるが,それはここでは問題としない。

それよりも,民間委託そのものの是非に疑問が湧く。
このような業務を民間に委託する意義は,質の良いサービスを低コストで実現することのはずである。
十分なノウハウを持った業者が責任を持って管理して,初めて民間委託が有意義なものとなる。
市が,管理業務の内容まで事細かに監視,指示する責任を負うのであれば,市の仕事の削減にはならないだろう。

先に委託ありきで,安い受託費を提示した業者に,業務遂行能力の十分なチェックをしないで委託して,トラブルがあれば責任の擦り合い(今回はこれはないが)では,結局割りを喰うのは住民である。

多少のトラブルによる賠償のリスクを負っても,委託費が安ければトータルで経済的であるとの考え方もあろうが,日本人のメンタリティにはそぐわないと考える。

少女の悲報を機に,多くの人が多くのことを考えるべきではないかと思うのだが,どうだろうか。

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