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2006年9月 5日 (火)

安倍晋三氏がこだわる集団的自衛権容認は誰を利するのか?

安倍晋三官房長官が記者会見で,集団的自衛権を容認できるような現行憲法の解釈を検討するべきとの見解を示した。
何としても集団的自衛権を認めたいという気持ちが表れている。いったい,何のためだろうか。

国連や外務省の依頼により,東チモールやアフガニスタンの復興援助の最前線に立ち,自らを「紛争屋」と名乗る伊勢﨑賢治氏が著書「武装解除」(講談社現代新書,2004年12月発行)で,「国際協力の世界では金を出す者が一番偉い」と述べている。また,米軍の司令官クラスは「日本の資金的貢献をしっかり評価している」とも述べ,最後は「現在の日本国憲法の前文と第九条は,一句一文たりとも変えてはならない」と締めくくっている。
このような,自衛隊の海外派兵を拡張しようとする動きに対し,伊勢﨑氏は,「民族の自尊心を,国外に対する武力行使,もしくは武力誇示で満足させよう」とする「右翼化」の政治的意図が見え隠れすると述べている。ちなみに伊勢﨑氏は,そのような動きは「愛国者として体を張ってそれを阻止したい」とも述べている。

自分は,アメリカに気に入られようとする意図もあるように思うが,果たしてアメリカはそのようなことを望んでいるのだろうか。
逆に,アメリカに頼らないようにしようとの意図もあるかも知れないが,それも果たして可能なのだろうか。

結局,アメリカを意識する勢力は,右翼化勢力の片棒を担がされるだけであまり得るものはないように思う。

いずれにしても,どの勢力も一般国民の利益のために,つまり本当の意味での愛国心から動いているとは思えない。
現行憲法下であっても,増してや憲法を改正してまで,集団的自衛権を認めることは何ら国益には適わないのではないかと思うのだが,どうだろうか。

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