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2006年11月 7日 (火)

必修を逃れた高校生たちは得をしたのか?

全国の高校での必修逃れに関して,毎日のように報道されている。

真面目に全て履修した生徒に比べて,70時間や50時間の授業で済ませるのは不公平などと,授業を受けていないほうが得であるかのように言われているが,果たしてそうだろうか。

まるで授業を受けることが懲役のように扱われている。受けることは損であり,受けずに済む方が得であるかのようである。

高校生が教育を受けるのは権利である。知ることは喜びである。

これはキレイ事と言われるだろう。現実は確かにそうである。だから,履修していない生徒に対して何らかの救済措置が取られることには反対ではない。当面の問題に対する対策としては,それで良いと思う。

しかし,長期的な観点からは,「キレイ事」ならぬ「理想」を見据えて問題を捉えるべきではないだろうか。

「ゆとり教育」への転換は,詰め込むだけの教育に対する反省から,「知る喜び」を味わいながら本当の学習をできる教育へ変えようとしたもののはずである。
受験戦争に勝つためだけの教育,実社会での実用性に乏しい教育になってしまったために,学習はしないで済むに越したことはないという雰囲気になってしまったことに対する反省があったのではないだろうか。

今回のことは,部分的には「ゆとり教育」の弊害という論調もある。
「ゆとり教育」によって子供や若者の学力が低下したともよく言われる。

だからといって,学ぶ者が苦痛を強く感じるような方向へ向かうことが果たして望ましいのだろうか。

本当の意味での「ゆとり教育」すなわち,学ぶ者が学ぶことを楽しみ,知ることを喜べるような教育とし,より多くを学ぶことを望むような教育を目指して方策を練るべきではないかと思うのだが,どうだろうか。

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