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2007年7月30日 (月)

参院選の選挙活動で自民党は国民をバカにし過ぎたのか?

昨日の参院選の投票率は58.6%とのことである。
投票率が予想以上に高く,野党に有利に働いたとする論調(例えば読売新聞の記事)があるが,果たしてそうだろうか。

58.6という数字は,絶対的に見てそれほど大きな数字ではない。つまり,浮動票が大きく動いたということではないと考えられる。

自民党は,年金問題で公務員の社保庁職員や自治労を責め立て,付け焼き刃の年金問題対応で世論を味方に付けようとした。
「改革か逆行か」と二者択一を迫った。
公務員を国民の敵に仕立て上げ,シンプルな二択で票を集めようとした小泉首相の郵政選挙と同じ手法であろう。

つまり,公務員を血祭りに上げて,社会を大きく変えるようなイメージを作り出せば,どうせ細かい政策など気にしない国民は票を入れると読んだのであろう。
自民党も,それ以外の選択肢を考えないほどバカではないであろうから,マジメに自党の政策の内容と正しさを訴える選択肢も検討したはずである。
あえて前者を選んだからには,その方が効果的という読みがあったのは明らかである。

それに対して,国民は,大量の浮動票が動くわけでもなく,粛々と与党に「NO!」を突きつけたのである。
この期に及んでも安倍首相は,まるで「ボクが悪いんじゃない」と駄々をこねる幼児のような発言を繰り返している。
労組が推す候補も多く当選した今となっては,「政治とカネ」の件だけが問題であるかのような言い方をしている。
つまり,どこまでも国民は目先の問題に踊らされて野党に票を投じただけだと言いたげである。

自民党は,あまりにも国民をバカにし過ぎているのではないかと思うのだが,どうだろうか。

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