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2007年8月17日 (金)

[番外]自民と民主の大連立などあってはならない

自民党と民主党の大連立を望む声が一部にあるようですが,それはとんでもない話だと思います。

民主党が勢いを得た今,わが国,いいえ,日本国民の幸福を願う人達にとって,霞ヶ関と自民党が一体化している「戦後レジーム」から脱却する大きなチャンスでしょう。
安倍首相の目指す「戦後レジームからの脱却」は,霞ヶ関と自民党が一体化したままで,これまで霞ヶ関が優位であった状態を逆転させるという意味だと思います。
防衛次官のゴタゴタを見ても,自民党は自分たちに恭順な官僚を揃えようとしているのでしょう。
自民と民主の大連立など,その狙いを助けることにしかなりません。

政府と官僚が,真に国民のために働けるようにするためには,その癒着を断ち切って,政治家は国民の意思を正しく代弁するための,官僚は常に公正であるための緊張感を持つ状態にしなければならないと思います。
現在の体制で彼らが持っている緊張感は,自分の立場を守るためのものでしょう。個々人を見ればそうではない人も多いだろうとは思いますが,体制としてはそうなっていると思います。

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コメント

今回の防衛省の人事騒動は、官僚制度の悪い点を如実に表しているように思います。
つまり、官僚がその地位に長く居座ると、独裁的になってしまう。ところが、短期間の在任だと責任を取らないないまま他に移ってしまう。
箸にも棒にもならないとはこのことでしょう。
官僚内閣制は、戦後体勢ではなくて、戦前から悪弊であるようです。
この「官僚内閣制」打倒は、最初、元厚生大臣の菅直人さんの「菅官対決」からはじまり、小泉さんの「内閣主導型政治」に受け継がれ、いまの安倍さんの「戦後レジーム」に引き継がれているようです。
小泉さんのときは、田中真紀子元外務大臣が外交官僚と戦い、小泉さんは田中さんを更迭してしまいました。
小生は、それは小泉さんの大失敗だったと思います。
今回の、小池大臣と防衛官僚との戦いに対しての安倍首相の措置はは、小泉さんの失敗から学んだ適切な措置だとは思いますが、官僚たちの既得権固持の姿勢にはウンザリします。

投稿: あらま | 2007年8月18日 (土) 09時21分

あらま さん,コメントありがとうございます。
どんな目的にせよ,現在の官僚主導を打破するには,政治家と官僚の闘いは必要でしょうが,閣僚と次官の争いを表沙汰にするのは絶対に避けるべきでしょうね。国民に見えないようにやるべきだと思います。
小泉さんの田中大臣更迭は,その判断だったのかも知れません。
そういう意味では,メディアでは今回の防衛省問題の決着を「痛み分け」と言いますが,辞めさせられる次官と留任する大臣では,大臣の方が優遇されていると思います。
テレビカメラの前で,「電話したのに出なかった」などというのは,まさに「国の防衛」より「自己防衛」に徹した態度だと思います。
それから,官僚の既得権固持の姿勢は,「白い恋人」問題などを見ても,人間とはそういうもので個人に責任を帰すよりもシステムの改善が必要なのだと思います。

投稿: WontBeLong | 2007年8月18日 (土) 23時32分

私は自民党には全く、民主党にもそれほど期待はしていない人間です。
ただ一番良いのは自民党と民主党で政権交代が
頻繁に起こるような状況だと思っています。

ですので大連立なんて絶対に容認出来ません。
まぁ私なんかがそんなことを言ったって
何の影響力もないんですけど^^

投稿: hikasu | 2007年9月 2日 (日) 01時34分

hikasu さん,コメントありがとうございます。
全くその通りですね。
でも最近,自民党側は世論を操作しようとしてるのか,やや頻繁に大連立を口にしているような気がします。

投稿: WontBeLong | 2007年9月 2日 (日) 23時14分

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