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2007年9月 5日 (水)

[番外]私が医者不信になった訳

先日,
診療を拒むという医師法違反行為に罰則を設けるべきではないか?
という記事を書いたところ,医師に対する偏見があるのではないかとの指摘を受けました。
確かに,ある程度偏見があるかも知れません。私は,医師や医療業界に対して多少不信感を持っています。
最初に私が不信感を持つようになったいきさつは以下の通りです。

高校生の時,ある関節に長期間にわたって痛みがあり,整形外科に掛かりましたが,「レントゲンで異常なし」とのことで湿布を処方されただけでした。
私はスポーツをやっており,いろいろな痛みを経験していましたが,通常の痛みではないと思い,大きな書店で医学書をいろいろ見てみたところ,ほぼそれと確信できる傷病を見つけました。
その後,3,4件の病院を回りましたが,診断は最初の病院と同じものでした。
しかし,最後に掛かった病院の医師が,特殊なレントゲンの撮り方をして骨の異常を見つけて,私がそれと思っていた傷病名を告げてくれました。症状の説明はどの病院でも同じように伝えたつもりです。
スポーツに起因する,やや特殊な傷病ではあったようです。私がそれを見つけた医学書も,スポーツによる怪我の専門書でした。

上のことから,医師の中にも,新しいことを積極的に学んだり,症状を訴える患者に対して全力で診断しようとすることをしない医師が結構いるのだと思いました。
その時点で医師に対する不信感を持ち始めましたが,その後も他に不信感を強める多くの出来事がありました。もちろん,数は少ないですが,信頼できる医師もいました。

私も技術・科学に携わる身でありますから,医療も科学であるので当然限界があることはわかりますし,またすべての医師がDr.コトーのような天才医師でないこともわかっています。だからこそ,「医は仁術」であり,目の前の医師が全力で診断・治療に当たっていることが患者に伝わることが必要なのだと思いますが,そのような医師はかなり少ないと思います。

これを私は偏見ではないと思っていますが,偏見は自覚できるものではないですから,私には真相はわかりません。

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コメント

私はこのニュースを見て思ったのは、
「規制緩和」って言葉を出しましたけど、
医者が悪いというより行政が悪いってことなんですよね。

もし医者が悪いのであれば、行政は指導すべきだし
医者不足という側面も事実でしょうから
それならそれを解消すべく国や自治体は動くべきなのだろうと。

しかも少子化に歯止めをかけないといけないと
言っている政府がこういう事態を招いていることがまた不思議です。

ただちょっとズレますが、
今回の妊婦さんはかかりつけの産婦人科がなかったとのことで、
それもどうなのかな?と思ってはいます。

投稿: hikasu | 2007年9月 5日 (水) 01時26分

hikasu さん,コメントありがとうございます。
そうですね。でも,私もこんなブログを作って,「あれが悪い,これが悪い」と書いておきながら,ときどき思うのですが,今回の記事に関して言えば医者と行政に加えて一般国民が相互に関係し合って,それが良い方向に向かって初めて事態が改善するのであって,特に誰が悪いということではないというのが本当のところかなと思います。
そう言ってしまうと,何だかすべて精神論みたいなことになってしまって,事が動かなくなってしまうだけなので,あれが悪いこれが悪いと具体的な改善点を一つずつ検討していくのが現実的なのでしょうが,「あれが悪い」と言うと必ず「これも悪い」という話が出てくるのも現実だと思います。
だから私も「これが悪い」となかなか言い切れないというのが,このブログのタイトルが「Q&Q」である理由のひとつでもあります。
なんだかとりとめのない愚痴のようになってしまいました。申し訳ありません。

投稿: WontBeLong | 2007年9月 5日 (水) 22時03分

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