« 『WE法』を『家庭だんらん法』と呼ぶことで国民を騙せるのか? | トップページ | 日本人は消去法でしか政権を選べないのか? »

2007年9月25日 (火)

自民党総裁選で国民が得たものは何か?

自民党総裁選について何度も書いてきたが,これで最後にしたい。

総裁選は,福田氏の予想通りの勝利,麻生氏の予想以上の健闘という結果で終わった。

一方,国連の気候変動ハイレベル会合が国連本部で24日開幕した。
読売新聞によると,70人以上の首脳を含む世界約160か国の代表が出席し,日本からは森喜朗元首相が急きょ,特使として派遣されたとのことである。また,25日には国連総会も開会し,日本からは3年連続で首相が欠席するとのことである。

自民党総裁選は,当初19日投票で調整されたが,小泉チルドレンなど多くの反対に会って23日になった。
結果論とも言えるが,総裁選が19日から23日になったことで,何が変わったのだろうか。
特に,一般国民に何のメリットがあったのだろうか。

一番大きな違いは,麻生氏が次期総裁候補としての自らの存在感を大きく示せたことだろう。それにしたって,麻生氏の年齢や民主党の勢いを考えたら,後になって本当に意味があったと言えるかどうかわからない。
得をしたのは,「派閥談合」の批判に対して形式上の反論材料を作れた自民党と福田氏,それと麻生氏ぐらいであろう。

膨大な税金を費やして国会を空転させ,自民党総裁選を行い,全人類の存亡に関わる国際会合に先進国でありながら首相を送れず,国連総会にも送れず,日本の国際的地位を低下せしめ,国民にとってはデメリットしか残らなかった総裁選ではなかったかと思うのだが,どうだろうか。

なお,安倍首相の辞任表明のタイミングに関しては不可解との論調が多いが,本人が辞任表明で話した内容の内,タイミングに関する内容は唯一国連総会に関してである。遅すぎた辞任表明ではあるが,それでも安倍首相は温暖化の会合と国連総会には首相を送るべきと考えた上でのギリギリのタイミングだったと思われる。自民党はその意志をも無駄にしたと考える。

|

« 『WE法』を『家庭だんらん法』と呼ぶことで国民を騙せるのか? | トップページ | 日本人は消去法でしか政権を選べないのか? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/147281/16564498

この記事へのトラックバック一覧です: 自民党総裁選で国民が得たものは何か?:

« 『WE法』を『家庭だんらん法』と呼ぶことで国民を騙せるのか? | トップページ | 日本人は消去法でしか政権を選べないのか? »