« ガソリン税は公共交通の整備に使うべきではないか? | トップページ | ”世界のナベアツ”の『アホになる』芸は障害者差別か? »

2008年7月 7日 (月)

相次ぐ食品偽装に対して消費者も責任があるのか?

ウナギや牛肉など,食品偽装が明らかになる事件が相次いでいる。
このような偽装の行われる背景として,「違いもわからないのに国産品やブランド品をありがたがる消費者にも責任がある」というような論調も聞かれる。

しかし,消費者のほとんどは,料理の専門家でもなければ食の評論家でもない。
自身が専門家でもないものに対して,良し悪しをきちんと見分けられるものなどいくつあるだろうか。
衣類でも電気製品でも家具でも,素人は販売者の説明を信じざるを得ない場合がほとんどではないだろうか。

現在は,何かと「選択の自由」や「自己責任」などを重んじる傾向が強い。何を買うにも,なかなか人任せにはできないことが多い。
しかし,「餅は餅屋」,何ごとも専門家がきっちりと自身の仕事をして,素人が安心して任せられる状態であるべきではないだろうか。
そうあってこそ,それぞれの国民が,自身の専門とする仕事に専念できるのではないだろうか。

消費者が「賢く」なることを求めるよりも,不正を行いにくく,また行った場合の罰を厳重化して,消費者が「安心」できるような社会システムとするべきではないかと思うのだが,どうだろうか。

|

« ガソリン税は公共交通の整備に使うべきではないか? | トップページ | ”世界のナベアツ”の『アホになる』芸は障害者差別か? »

コメント

「高くて悪い物はあっても、安くて良い物なんて実はない。」という事を認識して負担も享受する感覚が消費者には必要。

管理人さんの言っている事も理解はできるが、それだと消費者を益々無責任な御馬鹿にしたあげく、官僚どもによるチェック機関設立や介入を招く破目に陥るかもよ。

投稿: 仮)山田二郎 | 2008年7月 8日 (火) 03時42分

仮)山田二郎 さん,こんばんは。
「安くて良い物」,たまにはありますよ。
信用できるお店や営業マンから,「これはお得ですよ」と勧められて本当に良かったことは何度もあります。
信用できない人から同じことを言われて信じなかったことの方がはるかに多くありますが。

各論で問題が出たからと,むやみに総論を見直すのは好きではありません。

投稿: WontBeLong | 2008年7月 8日 (火) 22時56分

>>信用できるお店や営業マンから

これも負担の一種ですよ。信用できるお店や営業マンを作り維持するには、それなりに儲けさせてあげなければいけませんからね。
物の値段を見るときには、何故この価格なのかが重要だと言う事です。

それにしても、管理人さんも真面目ですねー。
他所で比較的左よりの方々なんて、持論を否定されたり突っ込まれると、罵倒やレッテル張りで逃げてしまう連中が多いんですけどね。

投稿: 仮)山田二郎 | 2008年7月 9日 (水) 01時09分

仮)山田二郎 さん,こんばんは。
追加的な「負担」をしなくても,皆がそのようなサービスを受けられるようなシステムがいいのではないかと思う次第です。
「何故この価格か」なんて,いちいち考えるのは面倒に思います。

「左より」ですか。どうでしょう。皇室は敬愛していますし,靖国神社にもお参りしたことがありますが。自分でもよくわかりません。

投稿: WontBeLong | 2008年7月 9日 (水) 22時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/147281/41767408

この記事へのトラックバック一覧です: 相次ぐ食品偽装に対して消費者も責任があるのか?:

« ガソリン税は公共交通の整備に使うべきではないか? | トップページ | ”世界のナベアツ”の『アホになる』芸は障害者差別か? »