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2008年9月21日 (日)

[番外]遅すぎた“事故米”ならぬ“毒入り米”への農水省の対応

日本農業新聞によると,

農薬やかび毒に汚染された「事故米」が食用に不正転売されていた問題で、農水省は12日、ミニマムアクセス(最低輸入機会=MA)米から汚染米が見つかった場合は、輸出国に返品する方向で検討に入った。

とのことです。

遅すぎますね。
大体,「事故米」という呼び方がおかしいでしょう。いかにもアクシデンタルに発生したもののように聞こえてしまいますが,売りつけられた「毒入り米」です。「事故米」の大部分は農薬残留です。
突き返すのが当然です。

これまでやってこなかったのは,農水省の怠慢としか言いようがありません。

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2008年9月14日 (日)

最低賃金の地域間格差は地方住民いじめではないか?

毎日新聞によると,

厚生労働省は12日、08年度の地域別最低賃金の引き上げなどの答申状況をまとめた。全国平均の引き上げ額(時給)は昨年を2円上回る16円となり、平均額は703円と初めて700円台に乗った。

まとめによると、引き上げ額は7円(徳島県)から30円(神奈川県)の幅があった。賃金額(時給)では東京、神奈川が最も高い766円で、大阪748円、愛知731円が続いた。低いのは宮崎、鹿児島、沖縄県が627円だった。最も高い地区と低い地区の差は昨年の121円から139円に広がった。

とのことである。

引き上げとなることは良いことであるが,地域間格差の拡大は問題ではないだろうか。
東京に比べれば,沖縄は約18%低い。
本当に,地域によりこれほど生活費に差があるのだろうか。

自分は現在地方に住んでおり,今回の答申での額ではかなり下の方にあたる地域である。。
以前に東京にも住んだことがあるが,答申の額のような生活費の差は感じない。

東京では公共の交通が便利なので,クルマを持たなくても生活に不便はない。家電品など,比較的高額の生活必需品は,競争が激しくて価格が安い。

それに比べ,地方はクルマが必需品で,昨今のガソリン高騰を考慮しなくても,購入,維持費等はかなりの金額になる。通販が発達しているので,上手に買い物をすれば安くできるが,普通に近所の店で買えば家電製品などは大都市より割高である。

少なくとも,同じ生活水準で暮らすならば,地域によって18%もの生活費の差はないのではないだろうか。

このような地域間格差の設定は,財界の機嫌を取る政府与党による地域住民いじめであり,東京一極集中を促し,わが国の健全な発展の妨げとなるのではないかと思うのだが,どうだろうか。

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2008年9月10日 (水)

“事故米”の受け入れは役人の怠慢ではないのか?

コメの卸売会社が「事故米」を食用として転売していたことが明らかになり,話題となっている。

売った会社が責められるのは当然であるが,その前に,なぜ「事故米」なるものが存在するのかを疑問に感ずる。

「事故米」とは,みんなの知恵蔵によると,

ウルグアイ・ラウンド合意で日本が輸入を義務づけられた米の一部で、検査などで食用に適さないと判断された分。年間2千トン程度あり、最近は17社が購入している。工業用のりの原料のほか、灰にして建設資材に使うこともある。1トンあたり平均で6千円程度。輸入米は全体で現在、年間77万トンにのぼる。

とのことである。

輸入米全体の0.3%程度であるから,大した率ではないといえるかも知れないが,食品であることや見逃しの可能性も考えると,無視できる率ではないと考える。

このようなコメを売ってくる相手方に対して,厳しく対応していればもっと率は減らせるのではないだろうか。

役所は「ミニマムアクセス」さえクリアすれば,少々の事故米に目くじら立てて相手方とやり取りするより,手順通りに処理した方が楽だと考えているのではないだろうか。

これは憶測に過ぎず役所は十分な対応をしているのかも知れないが,もしそうではないとしたら,食品行政に携わる役人は,国民の健康を守る意識をもっと高く持って仕事にあたるべきではないかと思うのだが,どうだろうか。

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2008年9月 8日 (月)

自民党総裁選は必要なのか?

福田首相が辞任を表明し,世の中は自民党総裁選の話題で喧(かまびす)しい。
メディアはすっかり自民党の広告塔と化している。

自民党は(民主党も同じだが)党内に多様な考えの人材の存在を許すことが「開かれた自由な政党」だという。
政治に「ド素人」の自分は,若い頃から,そのような状態が疑問であった。
「自民党」に所属しながら,かなりの差で考え方を異にする,それは卑怯だと感じる。「自民党」の威光を笠に着たいだけの者の集団ではないのか。
「政党」ならば同じ政策を持つ者が集まるべきではないのか。もちろん,党としての方針を決めるまでに,様々な議論があるのは良いと思うし,それでこそ優れた政策が作られるのであろう。
しかし,外部からその議論の過程があからさまに見えるのはいかがだろうか。
ましてや,議論して調整して党としての考えをまとめるのではなく,選挙で,しかも外から見える形で行って,党としての政策を決定するのは,すでにひとつの政党としての体を成していないのではないだろうか。

現在進行中であるアメリカ大統領選挙では,民主党のオバマ氏とヒラリー・クリントン氏の熾烈な争いが後を引いて,共和党に利用されるような事態になっている。
候補選まで打々発止の議論を行って,候補が決まった途端に,割れていた支持者に一丸となれというのは無理があろう。

自民党総裁選も,一般に見える形で各候補が異なる政策を主張し,総裁選が終わった途端に,「自民党としては(つまりは日本としては)この政策で行きます」と言われても,国民がついて行けるはずもないのではないだろうか。
ひとつの政党として,党内で議論を尽くし,党としての政策方針を定め,それに相応しい人物を党全体で総裁に担ぐのが適切ではないかと自分は考える。そのようなやり方を「密室政治」と批判する人もいるようだが,自分には
理解できない。

総裁選の間も,国は適切に運営される必要があり,自民党議員にも多額の税金が支払われ,マスコミが報ずるべきことは他にいくらでもあり,特に今の日本にどこの場所にも「空白」をつくる余裕はないのではないだろうか。

出来レースであってもなくても,自民党総裁選など,自民党の一党支配に慣れきって党内に複数の派閥があることさえおかしいと思わない国民に対して,税金や公共メディアを使って自民党の宣伝を行うものでしかないのではないかと思うのだが,どうだろうか。

[記事作成時または作成後にTBさせて頂いたブログ]
村野瀬玲奈の秘書課広報室 自民総裁選、マスメディアで自画自賛上演中。閉口している一般市民には何ができる?
お玉おばさんでもわかる 政治のお話 総裁選挙は福田首相の思うつぼかも知れない・・

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2008年9月 2日 (火)

[番外]福田首相の”あなたとは違う”発言について

あまりにも長い間,記事を書かなかったので,「死んだか」と思っておられる方もいるかと思い,ネタはないのですが,この大事に関して何も書かないのもどうかとも思いますのでひとことだけ書きます。

福田康夫首相が辞任表明会見で,何もかも他人のせいにした挙げ句,「他人事のように聞こえる」と指摘した記者に対して,「私は客観的に自分のことを見られる,あなたとは違うんです」と語気を荒げました。

「他人事のように聞こえる」と思っているのはあの記者のみではなく,かなり多数の国民が同じ思いでしょう。私もそうです。

それに対して「あなたとは違う」と見下げる言い方をするのは,彼の本性を垣間見せているように思います。

首相就任当初,福田さんはもっとオトナだと思っていましたが,買いかぶりだったようです。

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