“事故米”の受け入れは役人の怠慢ではないのか?
コメの卸売会社が「事故米」を食用として転売していたことが明らかになり,話題となっている。
売った会社が責められるのは当然であるが,その前に,なぜ「事故米」なるものが存在するのかを疑問に感ずる。
「事故米」とは,みんなの知恵蔵によると,
ウルグアイ・ラウンド合意で日本が輸入を義務づけられた米の一部で、検査などで食用に適さないと判断された分。年間2千トン程度あり、最近は17社が購入している。工業用のりの原料のほか、灰にして建設資材に使うこともある。1トンあたり平均で6千円程度。輸入米は全体で現在、年間77万トンにのぼる。
とのことである。
輸入米全体の0.3%程度であるから,大した率ではないといえるかも知れないが,食品であることや見逃しの可能性も考えると,無視できる率ではないと考える。
このようなコメを売ってくる相手方に対して,厳しく対応していればもっと率は減らせるのではないだろうか。
役所は「ミニマムアクセス」さえクリアすれば,少々の事故米に目くじら立てて相手方とやり取りするより,手順通りに処理した方が楽だと考えているのではないだろうか。
これは憶測に過ぎず役所は十分な対応をしているのかも知れないが,もしそうではないとしたら,食品行政に携わる役人は,国民の健康を守る意識をもっと高く持って仕事にあたるべきではないかと思うのだが,どうだろうか。
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コメント
輸入時の検査に掛かったものは、送り返したり廃棄処分にしているそうです。ですから、最初から「事故米」というより、検査をすり抜けたり、なかなか捌けないので、古古古古古古米として残り、その間にカビなどが生えて、いよいよ使いものにならない状態になったものを指すそうですね。
使い道としては、合板をくっつける糊とか、燃やして灰にして建材の材料にするとか・・・
どちらに転んでも、「お役所の怠慢」が生んだものには違いありません。
こんなものを輸入しなければならない条約を結ばされた外交官にも責任があると思います。
どうせ、国民の税金ですから・・・
投稿: あらま | 2008年9月11日 (木) 16時54分
あらま さん,こんばんは。
そうなんですか,送り返すこともあるんですね。
それでも,当分その相手からは輸入しないなど,厳しい処置を取っているかどうかは怪しい気もしますが。
いずれにしても,今日のニュースではかなり広範囲に「事故米」が出回っているようでとんでもない状態になっていますが,お役所だけではなく,「人の口に入るもの」を扱う人たちはそれなりの心構えを持って欲しいものです。
投稿: WontBeLong | 2008年9月11日 (木) 23時56分