最低賃金の地域間格差は地方住民いじめではないか?
毎日新聞によると,
厚生労働省は12日、08年度の地域別最低賃金の引き上げなどの答申状況をまとめた。全国平均の引き上げ額(時給)は昨年を2円上回る16円となり、平均額は703円と初めて700円台に乗った。
まとめによると、引き上げ額は7円(徳島県)から30円(神奈川県)の幅があった。賃金額(時給)では東京、神奈川が最も高い766円で、大阪748円、愛知731円が続いた。低いのは宮崎、鹿児島、沖縄県が627円だった。最も高い地区と低い地区の差は昨年の121円から139円に広がった。
とのことである。
引き上げとなることは良いことであるが,地域間格差の拡大は問題ではないだろうか。
東京に比べれば,沖縄は約18%低い。
本当に,地域によりこれほど生活費に差があるのだろうか。
自分は現在地方に住んでおり,今回の答申での額ではかなり下の方にあたる地域である。。
以前に東京にも住んだことがあるが,答申の額のような生活費の差は感じない。
東京では公共の交通が便利なので,クルマを持たなくても生活に不便はない。家電品など,比較的高額の生活必需品は,競争が激しくて価格が安い。
それに比べ,地方はクルマが必需品で,昨今のガソリン高騰を考慮しなくても,購入,維持費等はかなりの金額になる。通販が発達しているので,上手に買い物をすれば安くできるが,普通に近所の店で買えば家電製品などは大都市より割高である。
少なくとも,同じ生活水準で暮らすならば,地域によって18%もの生活費の差はないのではないだろうか。
このような地域間格差の設定は,財界の機嫌を取る政府与党による地域住民いじめであり,東京一極集中を促し,わが国の健全な発展の妨げとなるのではないかと思うのだが,どうだろうか。
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コメント
地方に住むものとして、全く同意です。
これでは、都市と田舎の格差が広がるばかりです。
しかも、地方ほど物価が高い・・・
でも、都市は土地が高い。だから、固定資産税や賃貸料も高い。
また、都市は都市なりの生活をしなければならない。
それには金もかかると言うことで、都市も結構、金が掛かるようです。
小生が住んでいる田舎では、食料品はそんなに買わなくても、近所・親戚から廻ってくるし、魚が食べたい時は、川や海で釣りをすればよい。
そんなわけで、案外、食費は掛かっていないようです。
・・・ということは、イナカは南極と同様に「経済圏」から外れていると言うことなんでしょうか・・・
投稿: あらま | 2008年9月14日 (日) 21時22分
あらま さん,こんばんは。
さすがにそのような自給自足に近い生活をする人はイナカと言えど少ないですから,一応「日本国」の一部ではあるでしょうが。
情報を集めていないので,今回の答申がどのような調査に基づいて決められたのか知りませんが,627円というのはいくら何でも低すぎる気がします。
生活費よりも企業の支払い能力が実際の根拠で,それで地方住民の経済力が落ち,それで企業の体力が落ち,と悪循環になっているのではないかと心配です。
投稿: WontBeLong | 2008年9月15日 (月) 21時01分