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2011年2月13日 (日)

天皇は「象徴」でよいのでは?

時間がないので手短に,ここ数日で考えたことを書きます。

小林よしのり氏の「天皇論」を読み,同じく「新・天皇論」を途中まで読みました。

「たかじんのそこまで言って委員会」の今日(H23.2.13)放送を見ました。

「・・・委員会」では,多くのパネラーが「憲法で天皇を元首と定めるべき」との意見でした。

「天皇論」を読み,天皇の神秘性,特殊性をある程度理解した上で,「天皇は元首」を言われると,違和感を覚えます。
「元首」と言った時点で,他国の元首,アメリカ大統領などと同種の,すなわち,「制度上その地位にいる一人の国民」という印象を私は受けます。

「象徴」,元はGHQが示した「symbol」の訳語ですが,「tsunami」,「sushi」のように日本語を語源とする,「shouchou」という名詞を作り,独自・唯一の意味を持たせるのがよいのではと思いました。

日本の天皇と同じ概念で表されるものは世界中に存在せず,「天皇」と呼ばれる人も世界中に他にいないのですから。

ただ,「国際的には元首に準ずる扱いとする」ことでよいと思います。

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コメント

お久しぶりです。
さて、エンペラーというと、かつてはフランスのナポレオンとかロシアの皇帝がいましたが、今や 日本の今上陛下が人類でただ一人のエンペラーになってしまいました。
そうした意味では、日本の「天皇」は バチカンの「法皇」とともに人類の象徴であるかもしれませんね。
つまり、歴史的な存在ですね。
ところで、昔は君主がそのまま元首でしたが、共和制の発現によって、元首も君主と首長の二種類となってしまいました。
そして、立憲君主制の場合は、実務は宰相がしますから、君主の元首は社交的な存在ですね。
しかし、前述のように、皇室も王室も歴史的な背景を持ちますから、エンペラーやキングは、プレジデントよりも席順は上になります。
ですから、アメリカのオバマ大統領でさえ、日本の天皇には直角の最敬礼をするのですね。
ただ、国際的感覚のない中国は、自国の中華思想に酔っていますから、天皇に対して無礼な態度をとるので、国際的失笑の対象になっていました。
先日、ようやく、中国の主席がアメリカの国賓扱いになりました。
それほど、外交上の席順には厳しいものがあるようです。
ですから、天皇を国際的な元首に準ずる扱いは、世界が許さないと思います。
(この席順は世界が決めるのではなくて、主にアメリカと英国が決めていて、アメリカも英国も、日本の天皇は、エリザベス女王や大統領よりも「上」だと定義しています。つまり、日本が勝手に天皇を元首に準ずるものにしたくても出来ないのですね。)

投稿: あらま | 2011年2月13日 (日) 20時19分

あらま さん,久しぶりのコメントありがとうございます。

私の書き方が悪かったようですね。

「国際的には元首に準ずる扱いとする」とは,現在の日本では「日本国の元首」に関して諸説が存在し,形式上,元首不在の異常な状態になってしまっていますので,「日本国民に取っては象徴,外国に対しては元首」というダブルスタンダードを,正式なものにしてしまおうということです。

決して,他国の元首と同じ扱いにして,国際上の序列も日本の国としての序列に合わせようという意味ではありません。
現在も,諸外国は天皇が日本の元首という前提で,序列を付けているのだと思います。

日本人が外国人に「あなたの国の元首はだれ?」と聞かれたときに,「う~ん,それがあいまいなんですよ」と言わざるを得ない現状から,「国際的には天皇です」と答えられるようにすればよいということです。

投稿: WontBeLong | 2011年2月13日 (日) 22時24分

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